- 投稿 2017/09/28
- 雨
社会人になってから、自分は長い傘を持った覚えがありません。
ん・・・よくよく考えてみると、学生時代からあまり長い傘を持っていない気がします。
理由としてはロングだと、電車内で邪魔なんです。
肘にかけておいてもぶらぶらするし、手で持っていたとしても満員電車内だと服が濡れる元凶。
最終的に電車の中に忘れてきやすい。
それなら折り畳み傘を使ったあと、コンビニ袋に入れて鞄にインサートしてしまえばよい。
服は濡れない
傘を忘れることがない
荷物はひとつ
どちらかというといいことづくめという話。
そんな利己主義に徹底した行動もどうなんだろうか・・・
10年間も続けていると、何か良い点を見逃している人生を送っているんじゃなかろうかと思いだした。
一般的に売られているのが8本骨の傘だったのが、16本骨の傘の価格も下がってきていた。
ほう・・・16本骨の傘・・・
お洒落な色だし、16本も骨がある。
この長い傘ならば購入しても愛着もって大事に使えそうな気がする。
だって、16本も骨があるのだから。
自分はランチ2回分ぐらいの金額を支払って10年ぶりに長い傘を買ってみた。
16本骨でも勝てない敵は台風ではなかった。
その年は雨台風が上陸するケースが多い年だった。
自分は折り畳み傘と並行して長い傘も2回ぐらい使った。
もともと折り畳み傘派なので、自宅から出る時に雨がざぶざぶ降っていない限り、そうそう使わなかったのだ。
秋が過ぎ、冬が過ぎ、春となった。
その日は三寒四温の真っただ中。
ひとあめごとに気温が上がってくるそんな春を迎える季節だった。
自分の勤務地はまさにコンクリートジャングルの真ん中。
空を見上げると塔のようにそびえたビジネスビルが10個ぐらい視界に入るような場所だった。
ザーザー雨が降る出勤の8時半ごろ。
自分は長い傘をご機嫌で広げた。
折り畳み傘よりも大きいのだから、柄を短く持てばまず、上半身は確実に濡れることはない。
そのとき、ぴゅー・・・いや、びゅおぉおおおお~・・・
傘の中で自分の髪の毛が瞬間、洗濯機に入ったようにぐわっと舞い上がった。
そして、バタバタバタ・・・
頑丈と思って購入した愛しの16本骨の傘の骨が折れた。
使用回数5回の悲劇は唐突に訪れた。
傘の骨が折れた。
雨が原因ではない。
原因はビル風。
いつものビル風に春一番的な要素で追加された風。
ギャグアニメのように骨が反転した傘を必死に戻したが、そこには骨が折れているという現実。
こんなに簡単に傘の骨って折れるもんですかね?
16本の骨って傘の強化とは同列ではなかったのか・・・
そのあとも、再度チャレンジして、こんどは8本の骨の長い傘を購入しましたが、それも購入後3日後に壊れました。
ビル風が原因です。
それ以来、やっぱり折りたたみ傘でいいや・・・
そんな気分になってしまい、愛用変わらず折りたたみ傘です。
現在はビル風地域が増えてきていますので、骨が反転しても元に戻ると言う傘も売られています。
ニッチ産業と言われればそうだなと思いますが、新宿近辺を歩いているとホント、風被害が大きいんです。
あと、新木場とか、川崎、横浜とか。
今後も都市開発が進むと思いますから、出かける場所に応じての傘選びが近い未来必要になるのかもしれませんね。
今回ご紹介した商品
16本骨の長傘(和傘)
- ワンタッチで開くジャンプ傘。
- 16本骨の和傘なので、雨風に耐えられる丈夫な形。
- ネイビー(藍)、ライトブルー(空)、ピンク(薄紅)、ブラック(漆黒)、グリーン(抹茶)、ローズ(赤)6種類のカラーから選べます。
最高の品質と高いデザイン性を兼ね備えた欧州の優れた折り畳み傘
- 質実剛健なドイツ人が認めた確かな品質とモダンなデザインが 融合した折りたたみ傘ブランドKnirps (クニルプス)
。
- ドイツ語では”Knirps”という単語は「折りたたみ傘」の代名詞 となっているほど、Knirpsは非常に高い認知度を誇っています。