我が家には小さなベランダ菜園があります。

 

昔は花だらけにしたこともありますが、春先と秋口はとてもきれいになっているのですが、真夏になると日差しが強いためか枯れてしまうことが多いです。
また、室外機の風があたるのか、葉が乾燥してしまうんですね。
それも原因で枯らしたこともあります。

 

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そんなちょっと過酷なベランダ菜園でも生きているものがある。

 

現在、春先から頑張って生きているものがわけぎです。
わけぎ。
そばの薬味などに使う小口ネギ、あさつきとも言いますかね。
実はですね、この小口ネギ・・・スーパーで買ってきました。
スーパーで小口ネギの苗なんて売っているの?
ホームセンター併設のお店や、野菜直売所なら売っているかもしれませんね。

 

節約大好きな主婦の方なら想像つくと思いますが、大根やにんじんと同じ店先にならんだ小口ネギです。
単純に、ネギの根っこ部分をそのまま植えただけです。

 

スーパーで買ったわけぎを家庭菜園で収穫できるようにする方法。

 

根を土につけるために、5センチぐらいは残します。

 

まずはペットボトルなどの容器に水を入れて根を付けておきます。
水は毎日変えることが大事。
水は根っこが少し浸るぐらいでいいです。
ペットボトルの底から1センチも必要ないです。

 

2日間ぐらい同じ水に入れておくと、わけぎから悪臭が漂ってきます。

 

ネギって腐りやすいんですよ、水に浸けておくと。
そうしたら、もうネギは腐ってきているので土に植えても収穫できません。
1週間ぐらい、毎日水を替えて成長を促してください。
徐々に新しい根が出てきて、わけぎのカットした部分が伸びてくるのが分かると思います。

 

わけぎの成長が見込めるようになったら、土に入れる。

 

水があれば成長できるとわけぎが分かったように感じたら、土に植えましょう。
肥料は特に入れていません。
土を買わなくてはいけないという方でしたら、野菜の土を買いましょう。
最近の野菜の土にはリンや化成肥料などが混ざっています。
わざわざ土の他にも肥料を買わなくてもよいです。

 

それでも土にこだわりたいというのならば、そうですねバーミキュライトでも混ぜましょうか。
バーミキュライトは多孔質ですから、空気や水分を含みやすいです。
土が硬くなるとわけぎも根がはりずらくなりますから、なかなか成長しません。

 

水に浸けておくとネギが腐るぐらいなので、水が好きという野菜ではないようです。
空気もほどよく流通するような土の方が、わけぎには好まれるのかもしれません。

 

 

水やりは3日に一度やればいいほう。

 

さすがに真夏は2日に一度ぐらいは水をやっていました。
でも、忙しい時は1週間放置でした。
それでもわけぎ枯れません。
土に植わったまま・・・カップヌードルの具のように乾燥したネギでも収穫する日が訪れるのではないかと思いましたが、そんな現実は訪れませんでした。

 

2週間もすれば成長したわけぎの収穫が可能となる。

 

毎日味噌汁を作る方には彩りの一品となってありがたいですよね。
料理に使う都度、収穫するのもよいですが、ものぐさな私は一気に刈り取って、木口切りにして冷凍保存。
味噌汁にも入れますし、しらすととろけるチーズ、わけぎの玉子焼きを作ることもあります。
もちろん、うどんの薬味として使うこともあります。
冷凍のまま食卓に出すズボラな面もありますが・・・

 

これから冬を迎えますし、ねぎ系は雪にも強いですしね。
是非、スーパーで見かけた際はベランダでわけぎ栽培を楽しんでみてください。

 

 
 

今回紹介した商品

 

 

わけぎの水耕栽培

 

  • ねっこがついているので、水耕栽培で1回は収穫できます。
  • 2回目以降は土に植えてください。

 

 

 

 

わけぎよりも人気が高い豆苗の水耕栽培

 

  • ねっこがついているので、水耕栽培で2回は収穫できます。
  • 3回目以降は土に植えてください。ひょろひょろで収穫してもカイワレ並みで美味しくありません。
  • 条件が良ければ、冬でも花を咲かせますが、さやは小さく成長しないので花を見つけたら取りましょう。
  • 無駄に豆苗の体力を使わせることになり、夏場まで苗が持ちません。(まぁ、春先にまた豆苗を買ってきて食べればいいだけの話ですが。)

  • 現在住んでいるのが賃貸だし、植えるところに困ると思っている方は、こちらの栽培キットを使用してはいかがでしょうか。小学生の自由研究として、種まきから収穫、調理、実食までできます。
    スプラウトセット豆苗(1セット)